八木工業株式会社

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  • 八木工業って、どんな会社ですか?
    創立は1897年、農機具製造の会社として誕生しました。それから燻炭機の製造・販売を始めるなど様々な転換を経て、現在は主に自動車の部品を生産しています。エンジンや足回りなど、車の命に関わる部品ですね。

    事業内容としては、鋼材を鍛錬し金属の強度や粘性を上げて製品として生まれ変わらせる「鍛造」や、NCロボットや自社開発の油圧加工機械などを使った「加工」等があります。特定の工程のみを行う業者も多いのですが、弊社では鍛造を核として熱処理や機械加工を一貫して行える生産ラインを構築しています。
  • 最近の業界はどうですか?
    コロナ禍で技能実習生が来日できなくなったことや、新卒採用が難しくなっていることもあり、人材が少し足りていません。特に20代の従業員が少ないですね。検査、設計、製作など色々な分野があるので、もう少し人材を確保したいです。

    業務としては概ね順調ですが、自動車メーカーからの影響はありますね。コロナの影響で他の部品工場が停止していて車の生産が止まっているので、今まで通りではないという印象です。

    弊社製品は「YAGI」と呼ばれ、品質や安定した供給に定評があります。これからも時代は変わっていきますが、動向に合わせてより高度なモノづくりに挑戦しつづけます。
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  • 保険が必要になるのは、どんなときですか?
    鍛造や熱加工を行うため、工場の一番のリスクは火災です。そのため、火災保険が一番関わりが深いように思います。最近は自然災害も多いので、それに関する保険も必要ですね。過去に工場の屋根が雪で落ちてしまったことがあり、操業に問題はなかったものの、そういった場合は一度ご相談させていただいています。また、新製品など社外秘の機密情報を取り扱うこともあるので、情報セキュリティに関しても気にかけるようになりました。

    また、弊社ではスタッフから安全標語を募集し、定期的に更新・表彰するなどの取り組みも行っています。けがのリスクはゼロではないため、労災等のスタッフに関する保険も大切ですね。