群馬県高崎市生保・損保法人保険代理店

上州貨物って、
どんな会社ですか？

群栄化学工業さんの製品、特に食品をメインに運搬するのが主な仕事です。現在弊社の車両は8割くらいがタンクローリーで、食品の中でも牛乳や天然水、液糖（シロップ）をメーカーさんに運ぶことが多いですね。

牛乳は牧場から集めて牛乳メーカーさんに送るのですが、過去は牧場にある大きな輸送缶をトラックに積んで運んでいました。しかし缶では運べる量が少なく、人の手や外気に触れる可能性もあったため、規模や衛生面のことを考えてタンクローリーでの輸送が主流になったんですよ。

食の安全性が重要視される昨今は微生物レベルから要求されるため、運送業者である弊社でも厳密な基準を作って安全安心な輸送を行っています。

最近の業界はどうですか？

やはりコロナ禍で業務用食品の輸送量は少し減りましたが、反対にご家庭用の需要は増え、総合的には大きな変化はないようです。しいて言えば、巣ごもり需要が増えた関係で缶ビールの原料の出荷が多くなったかもしれません。同じ運送業者でも、建材や自動車部品にまつわるところは経営が厳しいと聞いています。運んでいるものによって状況が変わるのも、運送業の特徴ですね。

保険が必要になるのは、
どんなときですか？

まずはもちろん、交通事故関係の保険は欠かせませんよね。そして劇物や毒物に関する保険。さらには、万が一事故で積載物が流出してしまったときの保証費用なども。大型車は事故が起こったときの影響が大きいですから、たとえば自動ブレーキやドライブレコーダー等も含め、「保険」というものがとても大切になります。

当然、従業員には事故のないよう指導していますが、もしものときに備えてきちんと対応してくださる群栄興産さんにいつも相談しています。これから人口減少がピークになり、運送業である私たちも様々な経営判断をしていかなければいけない時代になりますから、ロスのないプランをご提案いただけるのは大変助かっています。

群栄化学工業株式会社って、
どんな会社ですか？

2021年で75周年を迎えた弊社は、さつまいもなどから作る「でんぷん糖」製造の会社としてスタートしました。社名になっている「群栄」という言葉は、群馬栄養薬品の略なんです。現在は食品に加え化学品の製造も行っていますので、大きなくくりとしては「化学メーカー」になります。

私たちが作っているのは「素材」で、食品であればジュースやアルコール飲料、お菓子などの原料、化学品であればパソコンやスマホなどの製造工程で使われるような材料を製造しています。また、住宅の壁の中の断熱材や合板、鋳物、フェノール樹脂なども作っていますから、「目に見えないけど、実は身近なものの材料」のメーカーといったイメージです。

最近の業界はどうですか？

テレワークの拡大が進み、半導体などの電子材料分野はコロナ禍においても順調です。食品分野では、やはり外出・行楽の縮小でスポーツ飲料系は少し落ち込んでいますが、アルコール飲料系は「新ジャンル」と呼ばれる分野が伸びていますね。こちらも、家飲み需要が増えたことが関係していると考えています。工業系の素材製造を始めたのはモータリゼーションに合わせた展開でしたので、今後も時代の求めるものを作っていくため、知見と技術を深めていきます。

保険が必要になるのは、
どんなときですか？

製品に対するPL（生産物賠償責任）保険をはじめ、もしも工場で火災等の災害が発生した際に備えたモノや建屋に対する保険、また従業員に対する保険や社有車の車両保険も欠かせません。事業活動における幅広い領域で保険が意識されますね。

群栄興産さんには、海外へ出張・赴任する従業員がいるときや、新しく車両を導入した際に手続きをお願いしています。他社の事例もご存知なので、多角的な視点でアドバイスをいただいています。